サンドラの週末
「息子のまなざし」「少年と自転車」のジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督が、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」「君と歩く世界」のマリオン・コティヤールを主演に迎え、労働者の連帯をテーマに贈る社会派ヒューマン・ドラマ。会社から突然解雇を宣告され、それを免れるために同僚たちの協力を仰ぐべく、一人ひとり説得して回るヒロインの運命を描く。 夫と共働きで2人の小さな子どもを育てる工場労働者のサンドラ。体調不良による休職から復帰しようとした矢先、会社から解雇を言い渡されてしまう。アジア勢に押され、経営の苦しい会社としては、社員にボーナスを支給するためにはやむを得ない措置だという。それを撤回してほしければ、同僚16人のうち過半数がボーナスを諦めることに賛成する必要があるという。投票が行われるのは月曜日。サンドラに残された時間はこの週末だけ。“自分のためにボーナスを諦めてほしい”と頼むことがどんなに厚かましいお願いかは百も承知ながら、もはや他に選択の余地がないサンドラは、悲壮な思いで同僚への説得行脚を開始するが…。
- 年: 2014
- 国: Belgium, France, Italy
- ジャンル: ドラマ
- スタジオ: Les Films du Fleuve, Archipel 33>35, BIM Distribuzione, Eyeworks, France 2 Cinéma, RTBF, Belgacom
- キーワード: depression, suicide attempt, belgium, female protagonist, unemployment, injustice, employer employee relationship, bonus, economic crisis, xanax, family affairs
- ディレクター: Jean-Pierre Dardenne, Luc Dardenne
- キャスト: Marion Cotillard, Fabrizio Rongione, Catherine Salée, Pili Groyne, Baptiste Sornin, Simon Caudry