帽子
世界初の原子爆弾被災都市にある放送局として、平和に関する問題を発信し続けてきた広島局は、1928年夏に開局した。それから80年となった2008年は、原爆投下から既に63年が経過。被爆者の高齢化・被爆体験の風化問題が現実問題として深刻になっていた。そこで、被爆体験を後世に語り継ぐことを軸として、母胎内で被爆した「胎内被爆者」をテーマとして制作された。 『NHK広島放送局開局80年ドラマ・帽子』(エヌエイチケイひろしまほうそうきょくかいきょくはちじゅうねんドラマ・ぼうし)は、NHK広島放送局が開局80周年を記念して制作したテレビドラマ(地域発ドラマ)。平成20年度文化庁芸術祭テレビドラマ部門に参加、優秀賞を受賞した。