渇きと偽り
「ミュンヘン」「NY心霊捜査官」のエリック・バナの主演で、ジェイン・ハーパーのベストセラー小説を映画化したクライムサスペンス。干ばつにあえぐ閉鎖的な田舎町で起こった、現在と過去の2つの殺人事件を通し、オーストラリアの社会が直面する問題をリアルに描いた。 メルボルンの連邦警察官アーロン・フォークは旧友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに故郷の小さな町に帰ってきた。ルークは、自身の妻子を殺した後に自らも命を絶ったのだ。町は長らく雨が降らずに干ばつに襲われており、ルークが事件を起こした背景にもそうした土地の事情があり、いわばルークも犠牲者だと思われていた。しかし、町にとどまって捜査を行うフォークは、未解決事件となっている過去の事件とも向き合うことになり、数十年も隔てた2つの事件がつながっているのではないかと疑い始める。 原作にほれ込んだバナが自らプロデューサーも務め、本作で約13年ぶりに母国オーストラリアの映画に主演した。
- 年: 2021
- 国: Australia, United Kingdom, United States of America
- ジャンル: 犯罪, スリラー, 謎
- スタジオ: Made Up Stories, Pacific Standard, Screen Australia, Film Victoria, Arenamedia, Pick Up Truck Pictures
- キーワード: australia, small town, drowning, based on novel or book, funeral, gambling debt, investigation, flashback, murder, tragic past, family tragedy, haunted by the past, drought, bar fight, childhood memory
- ディレクター: Robert Connolly
- キャスト: エリック・バナ, Genevieve O'Reilly, キーア・オドネル, John Polson, Matt Nable, Eddie Baroo